會津には漆の木が多く、為に国の一部は幕府直轄の天領となっていた。漆の木には戸籍があり厳重に保護され、その実からは蝋もとれた。 ただ會津のそれは今で言うデザインがいまいちで注文が少なかった。為に會津藩は京から蒔絵師を呼び寄せて技術の向上をはかった。 津軽や輪島の漆器にはその知名度において一歩譲るとしても、漆器と副産物ながら絵ロウソクは大事な伝統工芸品なのである。 茂三郎の器も會津の伝統的な漆器で、決して安価なベークライトやプラスチックではありません。これだけはこだわりました。
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